URBAN RENEWAL PROJECT                    2008.4 修正

事 例 紹 介

札幌市北8西3東地区
(建物名称:)地区の愛称「8・3スクエア」
   マンション棟 「8・3スクエアD’グラフォート札幌ステーションタワー」
   業 務 棟  「8・3スクエア北ビル」
―第一種市街地再開発事業・組合施行―

JR札幌駅北口広場の正面に超高層の再開発ビルの誕生

    

    

 
[地区の現況]
本地区は、北海道の玄関口である札幌駅北口広場の正面に位置しているものの、そのほとんどが平面駐車場や空地となっており、また老朽化した木造建築物が散在している等、都市機能上また、都市景観上整備の必要性が高い。

平成10年に策定された札幌市都市再開発方針の中では、札幌駅北口地区として「特に一体的かつ総合的に再開発を促進すべき地区」として、2号地区に位置付けられており、また、平成14年10月には都市再生特別措置法による都市再生緊急整備地域に指定された。

[事業の目的]
札幌市長期総合計画、都市再開発方針及び札幌北口8・3地区基本計画に基づき、隣接する西地区と協調し、一体的な歩行者ネットワークの形成やオープンスペースの確保と合わせ土地の高度利用や都市機能の更新を図り、札幌駅北側玄関にふさわしいシンボリックな景観と都市空間の創出及び駅周辺の活性化を目指して事業を行うものである。

[施設計画]
札幌駅北口広場に面する当敷地の南側を、西地区と連続性のあるオープン空地とし、敷地周辺に歩道状空地、ピロティ上歩行空間を整備する。低層部に業務系施設、高層部に住居棟を計画する。


[事業概要]
事業名     :北8西3東地区第一種市街地再開発事業
施行者     :北8西3東地区市街地再開発組合
施行地区    :札幌市北区北8条西3丁目1−1他
都市名・人口  :札幌市1,868,021人(平成16年8月1日現在)
  交 通   :JR札幌駅北口(地下歩道連絡通路)
  用途地域  :商業地域
  防火地域  :防火地域
  地 目   :宅地
  その他の地域:駐車場整備地区、高度利用地区、日影規制なし
  建ぺい率  :61%
  容積率   :899%
  ビルの高さ :住宅部134.1m、業務部47.3m        
  地区面積  : 約0.7ha
  敷地面積  : 5,542u
  建築面積  : 3,443u
  延床面積  :63,879u
          住 宅 棟42,073u
          業 務 棟16,707u
          駐車場棟 5,099u

  主用途   :業務、共同住宅(336戸)、駐車場
  構造・規模 :住宅棟RC造、業務棟RC造一部梁S造、地上40階、地下1階
  駐車場   :289台
  総事業費  :約160億円

[事業関係者]

●行政関係       国土交通省
            北海道建設部建築指導課
            札幌市都市局市街地整備部再開発課
●特定業務代行者    大和ハウス工業梶i設計・施工)
●設計協力企業     大成建設活鼡煙囃z士事務所
●工事監理者      潟Gヌ・ティ・ティファシリティーズ
●施工協力会社     大成・東急・スミセキ共同企業体
●基本設計       竃k海道日建設計
●事業コンサルタント  鞄建設計・竃k海道日建設計・潟Aーレックス
            褐F本建築設計事務所

[事業の経緯]

昭和55年 9月 札幌駅北口8・3地区再開発協議会設立
昭和63年 7月 札幌駅北口8・3地区市街地再開発準備組合設立
平成12年 3月 札幌駅北口8・3地区基本計画策定
平成14年 5月 札幌駅北口8・3東地区市街地再開発準備組合発足
平成14年12月 第一種市街地再開発事業の都市計画変更及び高度利用地区、
           札幌駅北口1号地下歩道の都市計画変更
平成15年 1月 組合設立認可申請
平成15年 3月 組合設立認可公告
           北8西3東地区市街地再開発組合設立
平成15年12月 第2回事業計画変更認可
平成16年 2月 権利変換計画認可
平成16年 3月 権利変換期日
平成16年 5月 建築工事着工
平成19年 1月 100条公告 101条登記
平成19年 3月 竣工式
平成19年12月 組合解散総会
平成20年 3月 清算総会
        


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