「歩いて生活を楽しめるまちへ」
外観 外観夜景
アトリウム
| URBAN RENEWAL PROJECT 2010.5 作成 |
● 事 例 紹 介 ● |
栃木県那須塩原市西大和地区 |
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| ［地区の現況］
那須塩原市は、那須郡西那須野町、黒磯市、那須郡塩原町の合併により平成17年1月に誕生した。 整備された施設は、旧西那須野町の西大和地区にありJR西那須野駅から約500mに位置する。 この地域は、東北新幹線、JR宇都宮線、東北縦貫自動車道、国道４号など広域交通の利便性が良いことからファミリー層を中心に人口増加を維持している。その反面モータリゼーション進展の影響から、幹線道路沿道に大型店が集積するとともにまちの郊外化が進み、中心市街地は人口減少や高齢化により活力を失いつつある。 ［施設計画］ 施設建築物には、中心市街地の集客力を高める事を目的にアトリウム（屋内広場）を設け、地域住民に気軽に利用してもらう体感・参加型スペースとしている。また、隣接して中心市街地利用者の利便性向上ために市営駐車場を整備した。施設1階には生鮮食品を扱うスーパーマーケットを核店舗として誘致し、アトリウムを囲むように1･2階に専門店街を配置している。スポーツ施設は1階にプール、2階にフィットネススタジオ・マシンジムを備えており、地域の健康増進施設として幅広く利用されることが期待されている。 ［事業概要］ 事業名 西大和地区第一種市街地再開発事業 施行者 西大和地区市街地再開発組合 施行地区 那須塩原市西大和１１４番１３５ほか２９筆(旧地番） 用途地域 近隣商業地域（準防火地域）、高度利用地区 （基準建ぺい率８０％・基準容積率２００％） 地区面積 １，２０１．３４９㎡ 施設建築敷地面積 ６，８２２．９５㎡ 敷地面積 ３，８７２．７８㎡ 延床面積 ７，３８４．０５㎡ 建ぺい率 ５６．７６％ 容積率 １０８．２２％ 構造・階数 鉄骨造・地上３階 建物用途 スポーツ施設、物販店舗、飲食店舗、 アトリウム（屋内広場）、事務所 総事業費 約１９億円 ［事業関係者］ ●行政関係 国土交通省住宅局市街地建築課 関東地方整備局建政部住宅整備課 栃木県県土整備部建築課 那須塩原市建設部西那須野支所建設課 ●業務代行 一般業務代行者 ＡＬＥＸ・ＩＮＡ共同企業体 株式会社アーレックス 株式会社ＩＮＡ新建築研究所 特定業務代行 東亜・万特定共同企業体 東亜建設工業株式会社東北支店 株式会社万建設興業 ●審査委員 新木隆司（再開発コーディネーター、 再開発プランナー、一級建築士） 陣内雄次（大学教授、技術士） 村上光 （税理士） ●不動産鑑定他 財団法人日本不動産研究所（不動産評価） 田中総合事務所（登記業務） 有限会社カントー（測量業務） 有限会社岩澤地質（地盤調査業務） ●商業計画等 株式会社メディアステーション 株式会社オフィスいまり 株式会社三和住宅 ●施設管理・運営 株式会社西大和開発 ●支援・協力 株式会社まちづくりにしなすの 西那須野商工会 ［事業の経緯と予定］ 平成１４年 ３月 西那須野町中心市街地活性化基本計画の策定 平成１５年 ３月 西那須野町ＴＯＭ構想の策定 平成１５年１０月 株式会社まちづくりにしなすの（ＴＯＭ認定）設立 平成１５年１２月 地区内大型店舗、撤退の意思表明 （当初は一体として事業を行なう予定であった。） 平成１６年 ３月 西那須野町市街地総合再生基本計画の策定、 大和町地区再開発期成会の仮事務所を設置 平成１７年 １月 黒磯市・西那須野町・塩原市が合併し、 那須塩原市市制施行（大和町は西大和へと変更） 平成１７年 ２月 西那須野地区市街地再開発事業基本計画の策定 平成１７年１２月 西大和地区市街地再開発準備組合を設立 西大和地区市街地再開発事業推進計画を策定 地区内大型店舗撤退 平成１８年 ３月 市街地総合再生計画の大臣承認（国土交通大臣） 平成１８年 ９月 西大和地区第一種市街地再開発事業の都市計画決定 高度利用地区の都市計画決定 平成１９年 ６月 組合設立認可申請 平成１９年 ９月 組合設立認可 平成１９年１０月 西大和地区市街地再開発組合を設立 平成２０年 ３月 権利変換計画認可申請、権利変換計画栃木県知事認可 平成２０年 ５月 第一期解体・除去工事着手 平成２０年１１月 施設建築物建設工事着工 平成２１年 ６月 第二期解体・除去工事着手 平成２１年 ７月 施設建築物建設工事竣工・商業施設一部先行オープン 平成２１年 ９月 市営駐車場工事竣工・商業施設グランドオープン |
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